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三浦 しをん
徳間書店
¥ 1,575
(2009-05-15)
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高校卒業と同時に突然放り込まれた山奥で、なぜかチェーンソーをにぎる羽目になった平野勇気。携帯は圏外、気の抜けたような方言、住民はみんな顔見知り、ろくな交通手段もなくて脱走すらできない神去村。そんな土地で嫌々ながらも林業見習として働くうちに、神去の自然に人々に、しだいに魅せられていく一年・・・
読みやすくて楽しかったです。のんびりとしてて風景描写が綺麗でってだけではなくて、でてくる人達が色んな意味で素敵です。笑えます。のんびりしてて信心深くて、でも町の感覚からみるとぶっ飛んだようなことがあたりまえだったり、最後の命がけな大祭なんかとんでもなさすぎてもう・・・ 逆に参加したくなった!
神去の深い山や綺麗な川や、桜の大木や蛍や天の川を見てみたい! そして花粉症の身だけれど、「午後の胞子を飛ばしている・・・」ってくらい花粉がふりそそぐ光景ですら実際に見てみたいと思えました。そんな場面に遭遇したら、鑑賞する前にクシャミと鼻水と目のかゆみで悶絶するだろうけど。(やっぱり林業してても花粉症の人はいるよね・・・ スギ花粉浴びながら仕事なんて恐ろしくて想像を絶するけど、頑張ってるんだろうなぁ。)
この話、映像で見てみたいなぁ。林業には全然なじみがないし、樹齢何百年とか千年の木が鬱蒼としげった森っていうのも即座には想像つかないし、何より神去村を見てみたいなぁ。
『神去なあなあ日常』 三浦しをん(著) 徳間書店 2009年5月